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2017-09-28 00:00
(連載1)スウェーデンについて
真田 幸光
大学教員
私は東京銀行時代、スウェーデンの輸出公社であるSEKと言う会社に何回か信用供与=融資を行いました。そして、その信用供与をして良いのか、いけないのかを判断するためにも、SEKそのものを調査するとともに、SEKを背後から支えるスウェーデンと言う国家について調査したことを今でも思い出します。
スウェーデンという国家については、その概要として、「正式名称はスウェーデン王国である。北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置する立憲君主制国家であり、西にノルウェー、北東にフィンランド、南西にカテガット海峡を挟んでデンマーク、東から南にはバルト海、そしてその向こうはバルト三国とロシアといった国となっている」と言うことから解説されます。
首都はストックホルムですが、デンマークに接するマルメと言う都市、また、スウェーデン第二の都市・イーテボリなども有名であり、また、北極圏を国土に持つ国家でもあります。王国ということから、もちろん、今も王室があり、現王家はベルナドッテ家となっています。そして、スウェーデンと言えば、ダイナマイトを発明、その平和利用を期待しつつ亡くなったノーベル氏の遺産を基に設立、運営されているノーベル財団が発表する「ノーベル賞」でも有名な国です。
また、第一次世界大戦の情報戦に参加、第二次大戦も、「中立」を守るために、軍事力も含めて、国家戦略を現代化させている国家としても有名です。そして、こうした国家運営を支えるのは、「安定的な国家経済力」と見られており、その国家経済力を支える組織の一つが上述したSEKでもありますが、このスウェーデン経済は、近代から、「ノーベル財団の理事を輩出するヴァレンベリ家が支えてきた」とも言われています。また、主要企業としては、サーブ、ボルボ、エリクソン、イケアなどがスウェーデンオリジンの企業であります。(つづく)
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