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2017-01-12 00:00
(連載1)サービス産業の生産性とおもてなし文化
緒方林太郎
衆議院議員(民進党)
「長時間労働」について議論をすると、よく出てくるテーマとして日本のサービス産業の生産性の低さの議論があります。生産性が低いので、同じ収益を得ようとするための労働量が多いわけです。それは通常は長時間労働になります(外国のサービスとの競争性が相対的に低い産業では人を手厚く配することで対応している所もあります)。
これはモノづくりの街に住む者としては、とても気になります。モノづくり産業は極限まで効率化を追求しているのを地元で実感しています。一方でサービスについては、「サービス貿易」という言葉がある通り、どんどん国際化が進んできていますが、それでも日常生活に絡むかなりの部分は地産地消である事が多いです(この表現が良いかどうかは分かりませんが)。
私がサービス産業の比較で一番違いを感じるのが「空港」です。何故、日本の空港にはあんなに働いている人がたくさんいるのだろうかと思います。そして、外国の空港で色々なサービスを頼むと、すべて結構なお値段を取られます。その中には、日本の空港であれば無料でやっていただけるものがかなりあります。
そういう中、私が気になるのが「おもてなし文化」です。日本におもてなし文化がある事はとても大事です。特に私は世界のあちこちに行っているので、その文化のありがたさを痛感しています。フランスでも、スイスでも、イギリスでも、ともかく人の手を介すれば介する程、どんどん待たされ、コストが上ります(特に労働の流動性が低いスイスはそれを感じました)。勿論、日本でもそうなのですけど、比較になりません。(つづく)
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