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2016-11-15 00:00
(連載1)プーチン大統領について
真田 幸光
大学教員
今の主要国の政治トップリーダーの皆さんは、「内憂外患」の中で、国民からも厳しい目を向けられ、「大衆迎合的」に動く政治家もいれば、自らの持つ権限、権力を背景に、「強権的」に動く政治家もいて、更には、大衆迎合的-強権的の合わせ技で振る舞う政治家もいます。この辺は、その政治リーダー自身の個性が反映されるところですが、何れにしても、様々な煩わしさを排除すべく努力するわけであります。
しかし、それにしても、例えば、国民からの批判を一身に受ける、ご存知、韓国の朴大統領、ストレスは如何許りでしょうか、英国のメイ首相もEU離脱問題で悩み、ドイツのメルケル首相もフランスのオーランド大統領も厳しい政治情勢下、EU運営や難民対策などに悩みながら頑張っています。退任間近の米国オバマ大統領は何もできない煩わしさ、中国本土の習近平国家主席は、世界の主要リーダーと比べると、相対的には良いとは言え、国内の不満分子、反対勢力の圧力は否めません。安倍首相はかなり、ストレスが弱く、だからこそ、病気の再発はないと見る声もありますが、それでも国民の絶対的な支持は受けていませんから、煩わしさもあるでしょう。
こうした中、私が見るところ、相対的には、煩わしさから解放され、適切な判断をし易い現行の世界のトップ政治家は、「ロシアのプーチン大統領である」と思います。もちろん、プーチン大統領本人ではないので、実際は分かりませんが、「世界に最も影響を与えた人物」としても選ばれたプーチン大統領は、先ず、国民からの支持率も最近の世論調査では89.9%に登り、国民の絶大なる信認の中で思う存分、内政、外交を展開出来る基礎環境にあります。
こうした国民からの人気の背景には、(1)経済政策を長い目で見た場合、成功させ、比較的好景気を維持してきていること、(2)ロシアが血を流して獲得したクリミア半島の奪還に成功したこと、(3)シリア問題で民政を維持、シリア戦争勃発を回避したこと、などが挙げられます。(つづく)
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