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2007-03-05 00:00
伊奈氏の返信に感謝する
小笠原高雪
山梨学院大学教授
伊奈氏の3月4日付の投稿を拝見した。2月6日付の拙稿の趣旨を正しく理解していただけたことに感謝している。この点を別にすれば、伊奈氏の3月2日付の投稿には拙稿と相通ずる部分がかなりあり、心強く感じていることを申し添えたい。
また、佐島氏の2月17日付の投稿にはこれまでコメントしてこなかったが、この投稿にも同意できる点はある。たとえば、映画をきっかけとして警察が猥褻犯の検挙に躊躇するようになっては困る、という指摘は当然のものであろう。これはいうまでもないことである。
警察や検察の重要な役割を否定する意図を私は全く持っていない。伊奈氏が言及された「きれいごとでは済まない現実」もおそらく存在するであろう。問題は社会秩序の維持と被疑者の人権擁護をいかに両立させるかということであり、映画の主題もそこにあったと思われる。
本欄は映画批評の場ではないが、映画「それでもボクはやってない」が提起している問題の幅はかなり広い。類似の矛盾は形を変えて多くの諸国にも存在するであろう。大切なことは自己改革の姿勢を失わないことであり、そうした姿勢こそは「ソフトパワー」の基盤であろう。
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