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2016-06-02 00:00
(連載2)ヒラリーを悩ますメール問題
児玉 克哉
社会貢献推進機構理事長
法的な大きな問題にならなくても、かなりのダメージを受ける可能性はあります。クリントン氏はサンダース氏にも圧勝しているわけではありません。むしろ勢いはサンダース氏にあると思われるくらいです。もし早い段階でメール問題が顕在化すると、民主党の候補者としてまさかのサンダース氏指名ということもありえます。メール問題がどれくらい深刻なのかは、今のところFBIなどが把握しているだけでしょう。クリントン氏はリスクを抱えたまま大統領選に向かわなければならないのです。
クリントン氏対トランプ氏となった場合にも、このアキレス腱によってトランプ氏に有利になる可能性があります。今回の大統領選挙は「想定外」の展開ばかりです。
もちろんトランプ氏をなんとか止めようという人も多いのですから、トランプ氏にも「場外からのダメージ」がくる可能性があります。トランプ氏の暴言はこれまではむしろ面白いとプラスに取られるところもありましたが、アメリカ社会では差別発言として厳しく追及されるようなものも入っています。普通なら命取りになる発言もあります。大統領の有力候補になったのですから、過去もすべて洗われる可能性があります。致命的な問題がでてきてもおかしくはありません。
有力大統領候補はこれまでは、国会議員や知事などベテランの政治家で、いわゆる「身体検査」は相当に行われた人です。しかしトランプ氏は民間からの候補者です。今から細かく「身体検査」が行われるのです。本当に何が起こるかわからない大統領選挙になりました。(おわり)
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