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2015-10-07 00:00
(連載1)TICADとICCについて思う
緒方林太郎
衆議院議員(民主党)
中国の抗日70年記念パレードに、バン・ギムン国連事務総長が出たことの関係で、一部に「国際刑事裁判所(ICC)で起訴中のオマール・エル・バシール・スーダン大統領が出席しており、そんな人物と国連トップが同席することはけしからん」という論調がありました。国連憲章第7章によって、国連安保理からスーダンのダルフール事件でICCに案件付託されています。その論調の是非については、あえてコメントしませんが、私の頭の中には「来年のTICAD(アフリカ開発会議)、どうするんだろう?」という思いが浮かびました。
来年のTICADは、第6回目にして初めてアフリカ開催です。アフリカ側に開催国選考を委ねたら、手を挙げたのがケニアとガンビア。ガンビアについては、近くに2年住んでいた者として、直感的に「無理」と思います。多分、ジャメ大統領の思い付きでしょう。
それで、最終的にはケニアに決まったわけですが、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領はそれこそICCから、2007年の選挙暴動への鎮圧関係で告発され、一度はハーグのICCに現職大統領としては初めて出廷しています。ただ、最終的には昨年末に告訴は取り下げられています。
ただ、ウィリアム・ルト・ケニア副大統領は同じ件で現在でもICCでの審理が続いています。かなり進んでおり、判決もそう遠くはなさそうです。ICCで起訴されているという意味では、オマール・エル・バシール大統領と何ら変わりません。(つづく)
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