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2007-01-25 00:00
「日中対話」に参加して感じたこと
三崎純平
高校3年生
昨日(1月24日)、グローバル・フォーラムの主催で東京の国際文化会館で「日中対話」が開催され、私もそれに出席する機会を得た。テーマは2部構成で第1部が「新しい時代に入った日中関係」、第2部が「エネルギー・環境問題と日中協力」であった。
日本の政策と中国の政策にそれぞれ一歩踏み込んだ議論を聴いて、様々なことがよくわかった。抱く理想像は日中ともに同じなのに、国益や諸問題によってそれを実現することができない状況でいることもわかった。だが、同じ事象や問題でも、日本から見た場合と、中国から見た場合とでは、やはり差が大きく、この差が埋まらないと日本と中国の緊密な関係の構築はむずかしいなと感じた。それが「日中対話」を通して得た収穫である。
現在、日中関係は、安倍首相の訪中などにより改善へ向かっているが、経団連からの圧力や各組織、団体からの要望がきっかけで関係改善をするというのではなく、国民が本気で歴史認識、靖国参拝、東シナ海ガス田、領土、戦後補償などの問題を解決しようとするのでないと、問題は最終的に解決しないだろう。いずれにしろ長い年月をかけなければならないと考える。専門家の様々な意見に触れられて良かった。
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