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2006-09-28 00:00
連載投稿(2)東アジア共同体形成を通じた平和と繁栄の推進
上田 勇
衆議院議員
私は、その基調講演「東アジア共同体形成を通じた平和と繁栄の推進」(Enhancing Peace and Prosperity through East Asian Community Building)」において、最初に公明党の歴史とこれまでの経緯、政治姿勢、重点政策などについて簡単に紹介したあと、つぎのとおり発言しました。
1.昨年12月に創設された東アジア・サミット(EAS)は、東アジアにおける統合と協力を促進し、地域共同体形成の基礎を形成するものとして重要であるとともに、アジア全体にわたる共同体づくりの先例ともなる。これまでのアセアンの努力を評価するとともに、今後とも主導的な役割を期待する。
2.EASが究極的にはEUのような共同体をめざすとしても、域内諸国の政治体制、文化や歴史、発展段階が多様であるため、当面は、伝染病対策・環境保護・災害防止・テロ対策等の人間の安全保障に関する分野、貿易や投資の拡大・金融安定・知的財産保護といった経済分野などの共通するさまざまな課題に関する機能的な協力に焦点を当てるのが適当である。
3.日本は他国に比べて発展段階を先行して経験していることから重要な貢献ができるものとの考えている。具体的には、EPA/FTAの推進による貿易投資の拡大、官民協力してのエネルギー効率向上等の技術移転、法律・経済システムの共通化、ガバナンスの改善といった分野での貢献が考えられる。
4.日本は、過剰な政治的影響力を行使や軍事力増強の意図を持たず、東アジアのイコール・パートナーを志向する。(つづく)
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