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2012-11-08 00:00
日本は脱中国を基本方針とすべき
小川 元
文化学園大学客員教授
尖閣諸島をめぐる中国の恫喝、嫌がらせは依然として続いている。この国の「自分だけがすべて正しい」という度し難い中華思想は過去数千年来全く変わっていない。政府主導によるデモ、日本企業の打ちこわし、威嚇恫喝、罵詈雑言を平気で行いながら謝罪は全く無く日本が悪いという態度である。私はこの国に依存するのは日本にとってきわめて危険であり中国に臣従し100%云うことを聞かない限り常に同じような問題が起こると思う。13億という巨大なマーケットを放棄することになっても依存するよりははるかにメリットが大きい。
忘れてならないのは、日本は対中国では世界のどの国とも違う立場にあるということである。日本人は過去をすぐ忘れるというが相手は忘れていない。何か具合の悪いことがおきると矛先をすぐ日本に向けることは今後も常に覚悟しておかなければならない。日本は徐々に中国に依存しないことを基本方針とすべきである。
日本は今回の圧力に絶対に屈してはならない。相手は弱いと見ればかさにかかってくる国である。国際的には米国と強く手を結び、アジアの利害を共通する国々との関係を強化し合従政策を取るべきである。冷静に対処とは何もしないで黙っているということとは違う。政府は絶対にこちらから頭を下げるべきではない。政治家は今迄のような中国詣では辞めなければならない。観光客も何が起こるかわからないと言うリスクを覚悟で行くべきである。
最後に経済であるが、問題が起これば必ず嫌がらせをされる。レアアースがその良い例である。これらの行為が国主導で行われる以上日本政府の支援を期待しても無理であり効果も無い。進出するなら自己責任で行うべきだある。偶然とはいえトヨタを見れば中国無しで利益を上げることは不可能ではない。目先の利益にとらわれず歯を食いしばっても中国なしで生きていく覚悟が必要である。
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