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2006-09-11 00:00
東京以外でも会議を開くべきだ
木下 俊彦
早稲田大学教授
グローバル・フォーラムが東京で9月8日に開催した第5回日・ASEAN対話「東アジアサミット後の日・ASEAN戦略的パートナーシップの展望」に参加した感想を述べたい。予想したとおりだったが、ASEAN側から日本の過去の協力に対する感謝と今後の東アジア共同体づくりへの貢献への期待が述べられたが、同時に「日本の本当の意志が分かりにくい」という不満も述べられた。
ある日本人は「この会場では東アジア共同体づくりについて強いメッセージが述べられるが、会場の外へ出れば日本人はまだ本当にそれに関心を持っていない」と述べた。これは中国、韓国でも同じである。
グローバル・フォーラムは専門家間の議論を深めると共に、一般国民のこの問題への関心を高めるために、東京以外でもこのような会議を開くべきではないか。北東アジア協力にしかあまり興味をもたない東北、北陸、北海道の人々と、アジアの一部になろうとして努力している北九州の人々と、ASEANにも強い関心を寄せる民間企業の人々をミックスすることを期待したい。
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