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2010-04-16 00:00
「共和党には人種差別傾向がある」との指摘には強い疑問
河村 洋
親米NGO代表
当掲示板への島ゆうこ様の投稿は、大変刺激のある有意義なものが多く、今後の投稿も楽しみにしています。しかし、4月6日付けで投稿された「共和党支持者にある人種差別の傾向」とまで言うのは行き過ぎと思われます。
コーリン・パウエル国務長官・統合参謀本部長やコンドリーザ・ライス国務長官・国家安全保障担当補佐官らに見られるように、政府の重要ポストへの黒人の登用では、むしろ共和党が先んじています。また、先の大統領選挙の共和党候補であったジョン・マケイン上院議員が、バングラディッシュ人の孤児を自分の家族の一員として育てたことは、あまりにもよく知られています。ティー・パーティーにもスター・パーカー氏のように黒人の指導者もいます。
そもそも、一部の人種差別主義者に迎合するような政党では、国民政党にはなれません。二大政党の国アメリカで、二大政党の一方が「人種差別的傾向」のある極右政党を目指すことは考えにくいと思われます。私自身は、当掲示板及び「百花斉放」の4月13日付けの投稿にも記した通り、オバマ大統領に批判的です。それは「プラハとカイロの演説で、オバマ大統領はこれまでのアメリカの外交・軍事政策に謝罪しすぎだ」というナイル・ガーディナー元サッチャー英首相顧問、そしてオバマ大統領を「ミスター・ナイスガイ」と皮肉を込めて呼ぶジョン・ボルトン元国連大使らの見解に同調しているからです。
決して、人種差別からオバマ大統領を批判しているわけではありません。オバマ大統領の政策を批判しているのです。最後に伺わせて頂きたいのですが、アメリカ社会の中で平然と「共和党には人種差別の傾向がある」などと公言することは、きわめて困難と思われるのですが、その点はどうお考えなのでしょうか?
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